最近のラーニング・ワンの様子。
ラーニング・ワンの様子の前に、4度目の緊急事態宣言が発令されます。
「安心・安全」の言葉が氾濫している中、市中に感染者が広がっている状況は大きなクラスターがあって増えているわけではなく、家庭内感染者が増加しているようです。
宣言を受けて五輪直前に殆どの種目で、無観客開催が決まったことで大きな混乱が生じています。また、ここに来てワクチン接種のスピードが落ちてきたこと、政府閣僚の飲食店に対する無責任な発言により、世間は大炎上の様相を呈する事態となっています。正に「船頭多くして船山に上る」ような状態で物事が進んでいくように思えます。国も一生懸命努力しているようですが、お願いばかりで何か歯車が噛み合わないようです。
さて、ラーニング・ワンの様子ですが、1学期始め頃から塾生数人の行動についていつもと変わった様子が見られます。
それは土曜日にある塾生から「あした日曜日、昼から塾は開いていますか?」の問い掛けでした。何でと聞くと「塾で自習勉強したい!」 なんと嬉しい言葉ではありませんか。それでは「1時から開けるので勉強においで!」
小6、中2の兄弟とその友達の男子3名が1時から3時まで、きっちり2時間勉強して帰ります。今では小6の女子達も勉強に来ています。
このように積極的な勉強が出来るようになると、分からないところが出てきます。自分で調べても分からない場合は、先生に質問が出来るようになります。ただ漫然と分からない、どこが分からないのか分からない状態から自分は「ここが分からない」と、はっきり自覚できるようになると必ず成績は上向いてきます。
本来、日曜日は休日となっています。定期試験前の日曜補講は行なっていますが、今は特別な事情がない限り毎週、午後1時から6時まで教室を開放して塾生を迎え入れています。
塾では25日から夏期講習会が始まります。
もうすぐ梅雨明け酷暑の季節、また緊急事態宣言下くれぐれもご自愛ください。
理事長 尾川 洋
[2021-07-11]